小学生向け読書感想文の書き方のコツ!

こんにちは!勝見美智子です。
お盆休みも終わり、夏休みもいよいよ終盤に突入ですね~。
小学生のお子さんには 読書感想文が 夏休みの宿題に出されると思いますが、
この 読書感想文って、結構手こずって 最後までなかなか出来ないのではないでしょうか?
わたし 子どもの頃から読書感想文は得意な方でしたので、^^
読書感想文がスラスラと書けるコツを書いてみたいと思います!
目次
読書感想文の書き出し方の例
読書感想文を どうやって書き出すのか?は結構頭を悩ますところではないでしょうか?
わたしがオススメするのは、
2~3行ぐらいで 読書感想文を書く本が どんな内容のものかを 簡単に書く。
です!
なぜなら 感想文を読んでくれる人が 同じ本を読んで、何について書かれている本かを知っているとは限らないからです。
小学校3年生のムスメは 今回の読書感想文に
【空にむかってともだち宣言!】 茂木ちあき著 ゆーちみえこ絵
という本を選びました。
内容(「BOOK」データベースより)
ミャンマーから転校生がやってきた。あいりはすぐにうちとけてなかよくなるが、給食のときにちょっとした事件が起きて…。それをきっかけに、クラスみんなで「アジアのご近所さん」ミャンマーのことや、日本にくらす難民についても学び始める。
もう少し詳しいあらすじは・・・
~簡単あらすじ~
ミャンマーから隣の部屋に越してきたナーミン一家。
となりの住むあいりはなかよくなりますが、ナーミンのお父さんが政治犯として警察に目をつけられ暴力をふるわれ日本に逃げてきた難民という事を知ります。
同級生はからかいますが世界中にそのような人がたくさんいることをクラスで習います。
そしてミャンマーフェスティバルでナーミンのおかあさんが踊ったバガンダンスをクラスの学習発表会でやることとなり大成功しみんなも喜びます。
ナーミンとの一生友達でいることをちかうのでした。
この本の 読書感想文の書き出しを例に出してみますね。
小学校四年生のあいりの家のとなりにミャンマーからナーミンの家族が引っ越して来ました。
これで 四年生のあいりと ミャンマーから来たナーミンという子の話なのだなーということがわかりますよね^^
読書感想文を書き始める前にやっておくべき準備
低学年の子どもは いきなり 提出用の原稿用紙を出してきて 書き始めようと頑張るのですが・・・^^;
よっぽどの文才がないと それはかなり難しいですね~。
読書感想文を書き始める前に、やっておくべき事前準備は次の3つです。
1 【本を読み進めながら並行して】
・心が動いたところ
・疑問に思ったところ
・分からなかったこと
・初めて知ったところ
などを メモして書き留めておきます。
2 【本を読みながら随時、または読み終わってから】
分からなかったことや 初めて知ったことを調べて書いておきます。
3 【本を読み終わってから】
心が動いたところ(びっくりしたところ 感動したところ 怖かったところなど)は
なぜ そう思ったのか?
そのポイントについて どういう思いと感情が出て来たのか?を掘り下げます。
読書感想文を書くための準備例
2の分からなかったことなどを調べて書いておく、の 例です。
* ミャンマーという国がどこにあるのかを知らなかったので、地球儀で調べていました。
*【難民】という言葉も初めて本で知ったので、国語辞典で調べました。
*【難民地図】もネットで調べて 実際に見ました。
*ミャンマーの民族衣装の 【ロンジ―】や 舞踊の 【バガンダンス】についても 見たことが無かったので、これは わたしと一緒に ユーチューブで探して見てみました。
3 の掘り下げの一例
*何で ナーミンたちの家族は ミャンマーから引っ越して来たのに 5人家族で荷物が旅行カバンが一つしかなかったのか、不思議だった。
↓
お父さんが新聞記者で 国の政治に反対したことを書いたとされて 警察に連れて行かれて
日本に逃げて来たからだとわかった。
↓
世界には 自分の意見を言っただけで 捕まってしまう国があることを知って びっくりした。
日本で 同じことがあったら すごく怖いなーと思った。
↓
荷物も持たないで 外国まで逃げなければ生きられない人たちが 世界にはたくさんいることを知って驚いた。
↓
日本で安全に生活していることを 当たり前だと思っていたけれども、とても幸せなことだと気がついた。
準備したことを組み立てて、読書感想文を書いていく
↑ のように しっかり 書くためのネタが準備できたら、あとは どの順番で書くのかを考えて、書き進めて行きます。
もうスラスラと書けるはずです^^!
読書感想文を書く時のコツ
その1 文末の言葉
読書感想文を書く時のコツとして、文末に どんな言葉を使うか?があります。
あるあるなのが、
●●と思いました。
〇〇と思いました。
××だと思いました。
・・・っと、『思いました』 が続いてしまうことです^^
なので、
〇〇と思いました。
××だと気が付きました。
●●と感じました。
・・・のように ちょっと バリエーションを豊かにする!
それだけで とても読みやすくなるし、好印象になりますよ~。
その2 重複しないようにする
これは その1の 文末に表現にも通じるところがありますが、
小学生の低学年、中学年ぐらいだと さっき書いたことを 続けて書いてしまいます。
例えば
世界にはまだ 自分の考えをいうだけで捕まったりする国があるのだと知ってびっくりしました。
もし 日本で 自分の意見をいうだけで捕まってしまったら、すごくこわいなと思いました。
みたいな感じです。
これは 後段を 例えば
もし 日本で 同じようなことがあるとしたら、すごくこわいなと思いました。
のように書き換えると 読みやすくなりますよね^^
読書感想文のまとめ部分
読書感想文の最後のまとめ部分は、その本を読んで 自分はこんな風に思って、これから それをどんな風に活かしていきたいか、どうしていきたいか、
みたいなことを書くと良いと思います^^
読書感想文の最後のまとめの部分 一例
最後に
読書感想文って 宿題の最後の最後に残りがちですが・・・^^;
まず 本を読むのを楽しんで、
自分がどんな思いや感情を感じたか?を考えて行くことって とても良いことなので、
ぜひ楽しく 読書感想文を書いていただきたいなぁ~って思います!
*読みながら 心が動いたところや わからないこと 初めて知ったことをメモしておく
*それを調べる
*書き出しは どんな本なのかが分かる2~3行
*心が動いたことや 初めて知ったことを組み立てて 本編を書く
*最後は 自分はこれから どうしたいか?を書く
です!
お子さんと一緒に 本を読むこと 勉強するのって 楽しいですから~♪
ファイト!!
Comment
とーってもわかりやすい記事でした!!我が家の5年生の長男、読書感想文が本当に苦手で…3年生までは取り組もうともしませんでした。去年やっと本を読み、印象に残ったところに付箋をはる作業まで出来ましたが、いざ用紙に書くとなったら書けない〜と泣き始め、私も読書感想文は苦手なのでうまく対応できずやめました。今年こそは!と思っていましたが、今年も去年と同じ状況になり諦めました。
夏休みの予定をこなしつつ、チビの相手をしながら次女の宿題を見て、さらに長男の苦手分野に一緒に取り組めるだけの余裕が私にはありませんでした。みちこさんの記事を参考に、来年は読書感想文にもう少し楽な気持ちで取り組めるといいなぁ。
恵理さん
コメントありがとうございます!
そうなのですね、お二人の子育て頑張っていらっしゃるのですね~!!
お疲れ様です♡
記事参考になって良かったです♪